OS X 初期設定、環境構築(OS X 10.9.x 系 - 2014年4月13日 更新)

OS X 10.9.x (Marvericks) の初期設定、環境構築の備忘録。
内容は完全にプライベートな感じです。

環境構築の前に

  • Google DriveDropboxGitHub などを使い、ローカルの変更をすべてサーバーに同期させておく。

初期起動編

アプリケーションのインストール

OS X の環境設定

一般設定と Dock



セキュリティ






Finder





キーボード設定





その他






音声入力は無効に

開発環境編

Homebrew のインストール

いろいろな面で便利なので、Homebrew を使えるようにしておく。
基本的には、下記のサイトの通りにインストールすれば使えるようになる。

Ruby のインストール
Python のインストール
PostgreSQL インストール

私は PostgreSQL サーバーを、VMware 上の仮想マシン内で動かしている。
その PostgreSQL サーバーへ接続するためにも、Mac 側にも正しく PostgreSQL をインストールする必要がある。

まず OS X 10.8.x (Mountain Lion) には、最初から PostgreSQL がインストールされている。
これを放置したまま新しい PostgreSQL をインストールすると、不整合が発生し、いろいろ苦労するという報告がネット上に多い。自分の MacPostgreSQL がどこに展開されているか調べるために、ファイルとかを探してみる。

$ sudo find / -name *postgresql* # 時間がかかります

ソースからコンパイルされた、ピュアな PostgreSQL がインストールされているだけのように見えたので、放置していても大丈夫かな?というふうに判断した。そのまま HomeBrew を使って、上からインストールすることにする。

$ brew install postgresql

インストール後、データベースの初期化。
初期化に際して、環境変数 PGDATA が設定されている必要がある。
initdb は root 権限で実行してはいけないというルールがあるので、brew 内に展開された postgresql ディレクトリ内を指定するようにした。

/usr/local/opt/postgresql

これを .bashrc で export (環境変数可)する。

# .bashrc
# ...
export PGDATA=/usr/local/opt/postgresql:$PGDATA
# ...

ターミナルで initdb を実行。

$ initdb

出力されたログに従って、以下のコマンドも実行。

$ pg_ctl -D /usr/local/opt/postgresql: -l logfile start

接続確認

$ psql -l
MySQL を使えるようにする

Ruby + MySQL で開発をすることも多いので、MySQL 環境をはじめから作っておくことにする。
今回は homebrew を使わず、MySQL のオフィシャルサイトから dmg ファイルをダウンロードして、インストールすることにする。

MySQL :: Download MySQL Community Server

ダウンロードした dmg ファイルを開いて、インストール作業を行う。
Ruby から MySQL へ接続するときに 'mysql2' というライブラリを使用する。
このとき、環境変数 DYLD_LIBRARY_PATH にうまくライブラリファイルのリンクが貼られてないと、軌道に失敗することがある。

rails + MySQL on OSX: Library not loaded: libmysqlclient.18.dylib

というわけで、.bash_profile に下記の設定を追記する。

export DYLD_LIBRARY_PATH=/usr/local/mysql-5.5.31-osx10.6-x86_64/lib:$DYLD_LIBRARY_PATH

Google Drive の設定

Google Drive の位置は「~/drive」としておく。
Google Drive は現時点では初期インストール時にディレクトリ名等を変更できないため、
次の資料を参考に、ディレクトリリネームをする。

http://tomhus.blogspot.jp/2012/08/google.html


Google 日本語入力の設定

スペースの入力を「半角」にしておくと便利。Shift+Space キーで「全角スペース」も入力できる。

入力ソースは次の通り。


ローカルスナップショットについて知っておく

現在では、ほとんどのファイルをクラウドに同期させているため、
TimeMachine を使ったローカルバックアップが意味がなくなりつつある。

TimeMachine は無効にしてよい。
これによりローカルバックアップも無効となる。


SourceTree の設定

SourceTree はコマンドラインツールをインストールしておく。
SourceTree を起動してメニューから、「コマンドラインツールのインストール」をクリック。

iTerm の設定

iTerm は半透明にしておいたほうが、ちょっと使いやすくなる。


cdto をセットアップする。

【OS X】Finder の現在位置から iTerm2 を開く

Xcode command line tools の設定について

command line tools (http://hiroki.jp/mavericks-command-line-developer-tools)

初期状態では、ライセンスに署名していない状態となっていてツールが使えない。
下記のページを参考にしておく。

http://qiita.com/kazoo04/items/880283612abd85c0610a

マイIP の設定

OS X 10.9 は次のページを参照にする。
https://faq.interlink.or.jp/faq2/View/wcDisplayContent.aspx?id=1176

日本語等幅フォントRicty」のインストール

日本の等幅フォントで見やすい。
http://morizyun.github.io/blog/ricty-font-homebrew-mac/