How to Jekyll

Jekyll の使い方をすぐに忘れてしまうので、こちらにまとめます。
個人的な使い方についても蛇足が含まれておりますので、ご参考程度にお願い致します。


関連サイト

Jekyll • Simple, blog-aware, static sites
jekyll | RubyGems.org

いまのところ、バージョンは 2.1.0 のようです。


起動と確認
# Bundler を使ってインストールしている場合は、頭に bundle exec をつけます。
$ jekyll serve

この状態で localhost:4000 へアクセスします。

後ほど紹介しますが、Jekyll では記事の下書きも作成することができます。下書きの内容についても確認したい場合は、次のように Jekyll を起動します。

$ jekyll serve --drafts
Staticファイルのビルド
$ jekyll build

このコマンドで「_site/」ディレクトリ以下に、Staticファイルが書き出されます。「_site/」は、バージョン管理ツールからは管理対象外にしておくと良いです。

Staticファイルをデプロイ(サーバーへ配置)する

Static ファイルを、任意のサーバーへデプロイします。デプロイ先は、仮に AWS の S3 とします。
例えば次のようなスクリプトを用意します。

#!/bin/sh

cd /Users/komiyak/jekyll_project/
aws s3 sync _site s3://example.com/ --region us-west-2 --exclude "*.DS_Store" --exclude "Thumbs.db"

このスクリプトを、Jekyll のプロジェクトフォルダ内に「_script/deploy.sh」のようにして保存します。すると、下記のコマンドで _site 以下のファイルが差分アップロードされます。

$ chmod u+x _script/deploy.sh # 最初だけ、実行権限を付加
$ _script/deploy.sh
記事の下書きについて

「_drafts/」のディレクトリ以下に作成した記事は、下書き扱いとなります。「jekyll build」しても、下書きの内容は「_site/」に書きだされません。

他に使い方に困ったら

下記のリファレンスを見ると良いです。
http://jekyllrb.com/docs/home/