AWS Commond Line Interface(AWS CLI)を OS X(10.8.5)にセットアップする。

いままで、AWS リソースへのアクセスは、コントロールパネル、もしくはたまに「s3cmd」という便利ツールを使っていました。でも自動化するなら、AWS Commond Line Interface(以降、AWS CLI)ですよね!ということで、以下の環境にセットアップしました。

環境

  • OS X 10.8.5 Mountain Lion

Python のインストール

AWS CLI の動作には、Python のインストールが必要です。私は Python の人ではないので、OS X に最初から入っていた Python のままで進めてみます。

$ python --version
> Python 2.7.2

Python 2.7.2 が入っていました。AWS CLI に必要なバージョンは、最新のものを確認していただきたいですが、現時点では「Python 2.6 以降」とありましたので、このまま使えそうです。



pip のインストール

AWS CLI のインストールに「pip」を利用します。


下記のコマンドでインストールできます。sudo はつけるべきです。

$ sudo easy_install pip

AWS CLI をインストール

下記のコマンドでインストールできます。

$ sudo pip install awscli

...これで本当に、入ったかな?

$ aws --version
> aws-cli/1.2.5 Python/2.7.2 Darwin/12.5.0

入ってます。すばらしい。


AWS credentials を設定

AWS リソースへのアクセスキーや、シークレットキーを、AWS CLI に設定します。AWS CLI の「Getting Started」では、環境変数にセットする方法が紹介されていますが、「aws configure」を使っても便利です。

$ aws configure
AWS Access Key ID [None]: ********
AWS Secret Access Key [None]: ********
Default region name [None]:
Default output format [None]:

これでOK。
試しに、Tokyo Region の EC2 の状態を確認してみます。

$ aws ec2 describe-instance-status --region ap-northeast-1
> {
>    "InstanceStatuses": []
>}

値が取得出来ました。




AWS のコマンド補完設定(Optional)

このコマンドを実行しておくと、AWS コマンドの補完入力機能が有効になります。確かに便利でした。

$ complete -C aws_completer aws